2020年11月26日木曜日

弊社が設計担当した佐伯橋が土木学会選奨土木遺産に認定されました

 弊社で耐震補強・補修設計を担当した都留市の佐伯橋が土木学会選奨土木遺産に認定されました。

 選奨土木遺産は、土木技術者の功績を称え、戦前などに造られた歴史的土木構造物を保存することを目的として、2000年に土木学会が制定した制度です。

 佐伯橋は、1927年に完成した「ソリッドリブ形式」のアーチ橋で、同構造を用いた戦前の橋梁は山梨県内では2橋しか確認されていません。耐震補強・補修工事にあたって、当時のデザインを踏襲する工夫を施したことや都留市の名勝である田原の滝を眺望できる場所として地域の魅力づくり・活性化に寄与していることが評価され、選奨土木遺産に認定されたものです。